桃園空港から台南までバスで移動してみた。高鐵・電車との比較。
今までに台湾の新幹線である高鐵(gāo tǐe)や電車で台北から台南へ行ったことはあったのですが、長距離バスは今回が初めて。友達が「電車より快適だよ!」と言うので試しに乗ってみました。
片道4~5時間で430元(1557円)
所要時間は高鐵が圧勝ですが、値段はバスが最安値です。(1元=3.62円 2017/8/10現在)
桃園空港から台南駅まで | 時間 | 値段 |
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MRTと新幹線(高鐵) | 1時間半~2時間 | 1350元(4890円) |
電車(特急・自強号)とMRT | 5~5時間半 | 578元(2672円) |
バス | 4~5時間 |
430元(1557円) |
※高鐵と電車については桃園空港から台北駅までMRTを利用することを仮定しています。
高鐵は日本の新幹線とほぼ同じで、電車は特急の指定席に乗るイメージです。電車は指定席ながら、通路にも他人が立っているので意外と人目を気にして疲れます。個人的には極度に車酔いする人じゃなければ、圧倒的にバスがおススメです。
また具体的なバスの値段についてはUbusのホームページに公開されており、時期とバスの時間により変動があるようです。
乗り方
台湾に飛行機が到着し、到着ゲートから出て「出迎えロビー」を向かって右側に進んで行き、突き当たりを更に右に進むとバスのチケット売り場があり、Ubus統聊客運という会社で台南行きのチケットを買います。
私が買った時はちょうど良い時間のバスがあり、約10分待ちでした。あとで調べてみたところ基本的には1時間に2本のペースで運行されていて、金曜と日曜は更に増便がある様子。細かい時間が知りたい方は是非Ubusのホームページをチェックしてみてください。
台南へは直通便がなく、途中に1度乗り換えが必要とのこと。なのでチケットも2枚をホッチキスで留めてあります。
指示されたのは1番のバス乗り場。
自動ドアから出てすぐ左にありました。
乗り換える場所は中壢服務區(zhōnglì fúwù qū)で、桃園空港から乗車後約15分ほどで到着します。
中壢服務區に到着したあと、降車したところで乗り換えのバスを待ちます。どうやらここはバスターミナルらしく、高雄行きや屏東行きのバスも見かけました。ひたすら台南行きのバスを待ちます。
約35分後、台南行きのバスが到着。係りのおじさんが乗車者のチケットをちぎり、乗車を確認した後、ようやく出発。
乗り心地は?
※緑シートは1台目。灰色は2台目。
一列3シートで広々快適。日本の長距離バスの数倍寝やすいです。そこそこ広いトイレもあるし本当に快適です。
どうやって降りるの?
台南に近づくにつれて、運転手さんが車内放送で降りるバス停を順々に言ってくれます。台南駅へ行きたい人は最終地点の巴士停車場まで待ちましょう。
台南公園前にあり、台南駅へは歩いて15分。
大きいカバンがある、またはホテル等へ向かう人はタクシーを捕まえましょう。(自分で探さなくてもバスから降りてくる客を待ち構えているので、見つけるのは簡単です。)
注意点は?
1)トイレ用のティッシュ、飲料、防寒用の上着を用意しておくこと。
またぐっすり寝たい人や車酔いしやすい人は酔い止めを飲みましょう。
2)台南の降車場所を下調べしておこう。
土地勘・ネットがない状態で降車場所から台南駅を目指すのは少し難しいです。
目印を確認しておくと安心です。
時間に余裕がある旅行中の方、留学中でお金をできるだけ節約したい方、是非バスを利用してみてはいかがでしょうか。